2019年3月14日木曜日

MOTU 828 mk3 Hybrid 修理

AppleもいよいよFirewireを見捨てたことで8年目を迎える我がiMacがご臨終になった時のことを考えなくてはいけなくなりました。
ただ今は現役で普通に使えているインターフェースを置き換えるために多大な出費はしたくないので、オークションにてジャンクなオーディオインターフェースMOTU 828 MK3 Hybridを入手しました。
こいつはUSB接続も可能なので潰しが効きます。

完全に予算の都合でジャンク狙いでしたが、けっこう競ってしまったのでジャンクの割にはまあまあの出費でしたが、、、(汗;)。


到着後に電源を投入せずに即バラして目視にて基板を点検です。


電源が入らないとのことだったのでコンデンサーの液漏れと推測したのですが、、、


 割とガッツリ膨らんでいて頭部は茶色く変色して液漏れした形跡があります。
幸い電解液による基板の腐食や周辺部品の焼損の形跡はありません。
とりあえずこいつを交換するわけですが、両面基板でスルーホールのため部品を外した後でも残ったハンダを吸い取っても吸いきれないという非常事態。


仕方ないのでピンルーターで穴を貫通させました。
基板の上下で導通があることを確認した上で新たに用意した400V 33μFの電解コンデンサーと交換したうえで電源を入れてみましたが、、、、


。。。。
。。。。
音沙汰無し。。。

やってしまったのか。。。
ワシやってしまったのか。。。


そこで基板上のグルーを取り外してよく観察すると他にも怪しげなコンデンサーがwww
こうなれば電源基板上の電解コンデンサーを全部取り替えてやる!!
ということで部品調達も含めて作業は翌日に持ち越し。


とにかくコンデンサーを取り付けるよりも外す方が神経と時間を使う作業なだけに、慣れてない方にはお薦め出来ません。
しかも同じ寸法のコンデンサーが手に入らなかったので、脚を浮かせたり傾けたりしながらなんとか配置完了。

これでダメならEVA電子さんに泣きつくつもりで神に祈りながら電源投入!!!


カチッというリレーの音の後にLCDが表示され起動しました!!

とりあえずFirewireでiMacと接続して一通りチェックしましたが電源が入らなかった以外の機能上の問題はまったく無かったので、手持ちの828 MK2と入れ替えすることとなりました。

めでたしめでたし。

あやうく安物買いの銭失いになるところでした(汗;)。。。