2022年3月29日火曜日

モニターコントローラーの自作

デスク上をなるべくコンパクトにしたかったので、シンプルに音量調整のみのヴォリュームコントローラーを自作してみました。



それなりに自重が必要なことと適当な大きさと形状を兼ね備えたケースを探すのも面倒なので、今回は鉄材でケースから自作しました。
材料はDAWデスクの端材を使用しますが、四角形なのでスラントさせるべく半切りで曲げて溶接しました。完成度から考えると完全に切断して溶接した方が精度は出そうですが、自分で使うものなのでモウマンタイ。

内部はTRSジャック4個と2連のヴォリュームのみと至ってシンプル。


大きさを勘違いして海外から取り寄せたまま放置だったALCOノブが意外と格好良かったり。。。

いやいや、、、ちょっと待て。。。
これってどう考えても出力はアンバランスになってないか??

とりあえずそれはさて置き、ケースの製作を進めていきます。
サイド用に切り出した鉄板の位置を決めてクランピングして点付け。

そしてガッツリ溶接していきます。3ミリの鉄板なので穴が開くことも無く溶接完了。我ながらこれでも上手になったとは思います(笑)。

余分な溶接部分をサンダーで削って完了。

後ろ側はこんな感じです。

てことで2連ボリュームを無理矢理2個連結して4連ボリュームを作ってみました(笑)。
これでバランス接続に完全対応です。
とりあえず作っただけなので使い心地はあまり良くなくて、そのうち基板実装タイプの物で作り直すつもりではあります。
LRそれぞれのTipとRingをGNDに落とすという簡単な回路です。

というわけで完成しました。
今回はケースも自作したので愛着がぜんぜん違います。

【2022.4.18追記】
中途半端は嫌だったので2連ボリュームを3個用意して、分解して4連ボリュームを作りました。アースはグランドで取ってホットとコールドの左右2組をそれぞれの抵抗器に接続したら完成します。ただ現状では使う予定がないので暫く放置です(笑)。





2022年3月26日土曜日

DAWデスクの塗装

DAWデスクの棚部分がベニヤ丸出しだったので塗装してみました。


VINTAGE WAXなるオイルフィニッシュです。塗布30分後に拭き取り、その後24時間乾燥させます。手に付かなくなるまで拭き拭き。


一旦バラすので改良できる部分は手直しします。USBハブにタップを切ってアルミステーを取り付けて固定しました。丁度そのタイミングでLEDが切れたので、おかしいと思い電流を測ってみると5Vなのでそりゃ切れるわなあと納得。パーツボックスをゴソゴソしたら出てきた抵抗入りの6V対応LEDと交換しました。


天板と同じような色調になって見た目が落ち着きました。前バージョンの天板を利用したのでケーブルを通すための穴が幾つか開いていますが、828MK3の電源部の放熱を促進するために通気口を追加しました。
 

2022年3月23日水曜日

DAWデスク Ver.3.0

 Waldorf Blofeldを馴染みの楽器店で引き取ってもらったので、本格的にDAWデスクの作り直しを開始しました。49鍵のシンセサイザーを収めなくてよくなったことは非常に大きく、設計の自由度が飛躍的に上がりました。



また、狭小部屋故にDAWにだけ特化したデスクだったので、正直なところ普段パソコンを使う上ではかなり使い難さがありました。これが作り直しの切っ掛けになった最大の理由です。

で、iMacの幅が650mm、KRK V4モニターの幅が約200mm×2の合計1050mm。隙間を考えると1200mm。全体の奥行きは400mmだとめちゃくちゃキツかったので、ラックを極限まで短くして260mmに設定したうえで500mmにしました。

使っていなかった机の天板を実家から引き揚げてきました。横幅はちょうど1200mmですが奥行きが600mmなので加工が必要です。

先ずは既存の天板を外してフレームの作り直し。前回は1300mm幅いっぱいに作ってましたが、今回は天板が1200mmなので1100mmに設定。奥の角パイプ左側をぶった切り溶接しなおしました。

天板の加工は今回も例外なく写真撮り忘れました(笑)。
無垢材だと思っていましたがMDF材に突板を貼ったものでした。なので切れ端から突板だけを取り外して切断面に接着しました。

で、天板上面にはオーディオインターフェース1Uのみにしたかったので、パワーディストリビューターは天板下にブラケットを自作して設置。配線を通す穴を2か所開けて天板の加工は終了。ちなみにこのディストリビューターは後面のモニターに繋いでいる口だけがスイッチに連動していて、他の口は常時通電状態になるように改造しています。



G Drive製外付けストレージは机下に設置し、更に防振ゴムを敷くことで今までより稼働音が減少しました。



あと、ORICOのUSBハブなんですがスイッチとコネクターと電源ジャックが同じ方向から出てるという異常に使いにくい仕様なので、、、

後面にスイッチとインジケーターを移設しました(笑)。けっこう隙間のある筐体なので楽に取り付けることが出来ました。
このハブには普段使いには不要なDAW専用SSD、aDrums、X Key、Stream Deck、Steinberg Kayが繋いであり、DAW使用時にだけ稼働させたいので電源ボタンは必須なのです。。。


奥行きにゆとりが出来たのでキーボードのパームレストは設置しなくてもよくなりました。また、可動式にしていたマウストレーは廃止して机上に置けるようになりました。


2022年3月13日日曜日

CME XKey導入

DTM用にWaldorf Blofeld Keyboardを使用していましたが鍵盤を押さえる程度で演奏と呼べるようなことは出来ませんでした。ただただプリセット音を割り当てる程度で音色をエディットすることは皆無で、そのプリセットですら多すぎて把握しきれませんでした。
その割には占有するスペースが大きく、狭小な自室では持て余している感が強かったのです。

そもそもハードウエアシンセにしたきっかけは、ソフトウエア音源の場合OSのアップデートで動かなくなる可能性があり、その都度アップデートに費用が必要なこと。またアップデートされればイイのですが気に入っていてもセールスが悪いとディスコンになってしまう可能性もあるのです。とはいえハードウエア音源だって故障の可能性だってあるんですよね(笑)。


という理由ではありますが省スペースを第一に考え、ここは踏ん切りを付けてソフトウエア音源に切り替えることにしました。

てことでMIDIノートを入力だけ出来れば良くて更に省スペースながらフルサイズのキーボードという条件で物色を始めたのですが、CME社のXKey 25というものを見つけました。37鍵のXKeyも存在しますがラック機材よりも横幅が大きいのと、まともに演奏も出来ないのに必要ないだろうということで25鍵です。

これならば置いておいても邪魔にならず必要なときはスッと手元に寄せれば使用できるので、暫くはこれで様子を見てみます。

さてさてソフトウエアシンセサイザーは何にしましょうかね。。。