2020年4月29日水曜日

集塵装置の完成への道

入手したペール缶ですが、強度的に不安があるので上下にコンパネを装着しました。
このコンパネは塗装ブースの排気溝を分解したものを再利用しました。
BOSCH 1617の平行ガイドを利用すれば朝飯前で作れました。

それでこんな感じでサイクロン装置を設置完了。

さて問題は各装置をどうやって接続するかです。
集じん機の接続口に関してはメーカー間で規格統一がされていません。
優秀な機材が存在していても集じん機接続の問題でメーカー違いの物を選択できなかったりと、メーカー間での競争が阻害されているのが実情でしょうか?
しかも年代が違えば同一メーカーでさえも接続することが非常に困難です。
そんなこんなで塩ビのTS継手を利用できないものかと思案したのですが、これまた集じん機には不適格。
だったら作ろうということになりましたが、1617の平行ガイドだと小さなものは作れないので円切り治具を作りました。
何かを作るための道具を作るためのテンプレートを作るための治具とか。。。。

こいつでMDF板を切り抜きテンプレートを作成。

 そのテンプレートを使って端材を切り抜き接着して完成。

 中華サイクロンの56mmとリョービ集じん機VC-23の35mmを接続完了です。
VC-23がかなりの爆音なので稼働時には物置の中へ追いやります。

DIYとは。
「何重にも仕掛けられたトラップをいかにしてコストを掛けずに潜り抜けるか」を考えるのが楽しいと感じる人間でないと向かないですね(汗;)。
まあ自分は非常に楽しんでおります。

【追記】2020.4.25
硬い材を円切りしている最中に固定する部分が外れました。
ということで金属製のベースに溶接して、ベースごと固定することにしました。