2020年10月18日日曜日

ミニマルDAWデスク改造

先日完成したDAWデスクのお話。
DAWには使いやすく満足なんですが、PCデスクとしてはかなり使いづらいものでした。
実は天板もミニマル過ぎてPCキーボードとマウスの設置スペースが狭すぎたのです。
ということで1週間の考察時間を経て改造に着手しました。

PCキーボードの下にせり出す板を増設しようかと考えたのですが、傾斜を付けた形状のため非常に大がかりな改造となってしまいます。

既に溶接が終わってしまってますが、家具の廃材としてストックしていた25mmの角パイプをパームレストにすべく鉄の平板を溶接しています。

これにストックしていた15mmのスライドレールをネジ止め。

さらに天板の下にネジ止め出来るように分解した19インチラックのレール部分を再利用しました。


収納時はこんな感じでシンセサイザーの出し入れには影響しません。


パームレストを引き出しても干渉せず。


もちろんシンセサイザー収納時も引き出して使用可能。


これから気温が下がっていくので革を貼ったところ高級感が出ました。


実はパームレストに先立ってマウストレイも増設済みなのでPCデスクとしても非常に使いやすくなりました。

2020.12.3追記
パームレストの幅が狭く右手を支え辛いので、スライドレールやステーに干渉しないように拡張しました。溶接が可能となったことでやりたい事の幅が拡がって嬉しいです。



おまけ
ジャンクションボックス代わりにパッチベイを切断してミニマル化(笑)。

 

2020年10月11日日曜日

ミニマルDAWデスク自作


我が自室は3畳の納戸を改造したもので、いわゆる"狭小"という部屋です。
この自室に楽器と工具を詰め込み趣味の部屋として活用しています。

ここにATV社のaD5を核とした電子ドラムセットやAguilarのベースアンプが配置され、更に所狭しと工具類が散乱しています。

こんな中、DIY用に溶接機を導入したこと、KRK V4 Series2を入手したことで環境を更にバージョンアップさせる計画を立てました。

脚部にスチール角パイプを使用してDAW環境を集約した机の製作に掛かりました。


探し回った挙げ句、ビバホームで18mm厚の合板と30mm×60mmのスチール角パイプを入手することが出来ました。

普段は自宅の裏で作業しますが3×6判の合板は流石にスペース的に無理があるのでお庭で(汗;)。

自宅裏に戻りチップソーで角パイプを切断していきます。

溶接のために塗膜を剥がし

どんどん溶接していきます。

キーボードはシンセサイザーに合わせて削って作った檜のステーで固定、更にスライドレールで机下に収納できるようにしました。
そして得意のウレタン塗装。

天板は1300mm×400mmです。
実は直近でスチールラックの脚を切り溶接してオフセットさせたことでスチール棚を左へ寄せることが出来たので、右側の余った幅が430mmとなりました。
※散らかっててスミマセン。。。
今までは19インチラックが奥行き500mmだったのでこの僅か100mmの為に部屋を上手く利用できない場面が何度かあったのです。
なので机の奥行き400mmというのがお互いに干渉しないラインで、今回の最大の目標となっています。

今回の計画では奥行き400mmに収まらない機材は排除する方向で考えたので、大幅に機材の削減を行うことになりました。
残ったのはMOTU 828MK3、TC HELICON Voice Works Plus、E-mu Proteusu1です。Proteusを残したのは今となっては超貴重な拡張ボードProtologic Boardを内蔵しているからです。古い機材ですが今でも使える音色が満載なのです。

ということで話を戻しますが、機材の整理を行ったことで結局はラックの奥行きを300mmまで詰めることが出来ました。これで机の真ん中にPCのキーボードを設置することにしました。
100mmの幅しかないので115mmのキーボードには少し奥行きが足りません。また、ただ単に置くだけなら芸が無いので
キーボードの幅で天板を切り取り
同じ幅の傾斜を付けた板を作って填め込み接着しました。

ラック部のラックレールを製作します。
既製品を購入することも可能ですが25mm角のスチールアングルを使用すれば数百円で好きなサイズで作ることが可能です。
4.2mmの下穴を開けてタップを切っていきます。

配線用の穴を開けたり828MK3の放熱用の穴の加工をしたりして、こんな感じでラック部が完成しました。

あとは組み立てて配線して終了。

目標通り奥行き400mmのミニマルDTMデスクの完成です。

構想期間は数ヶ月で製作期間は週末のみ3週間ほど掛かりましたが、パワードモニターも上手く設置でき最小限のスペースで必要な物は完備という嬉しい結果となりました。
市販されていない物は作るべし!



2020年10月7日水曜日

RT0701CX7導入

唐突ですがBOSCHのルーター1617は自分にとっては大きすぎました。
パワーがあって良いとは思ったのですが、実際は細かい作業が多いので取り回しに辛いものがありました。
実はこれ、到着時点で感じていたことでした。。。

そこでトリマーに買い替えることにしたのですが、今回選んだのは米マキタのRT0701Cです。
速度可変のトリマーです。
DEWALTやBOSCHのパームルーターも選択肢として考えたのですが、やはり日本人の私にとっては信頼性が違います。またRT40/50用のアクセサリーが使えるのも大きいです。


ということで米Amazonより届きました。
通常は何故か日本には発送してくれない商品なんですが、今回は"RENEWED"と書かれた商品で発送可能だったので速攻で注文しました。

このRENEWEDが曲者で、Amazonが認定した中古品ということを発注してから知って愕然としました。正確には新品同様の中古品だったり初期不良で返品になり整備されたものや開封品だったりとのことでお祈りするしかありませんでした。

ということで無事に届いたのは祈りが通じたのか開封品でした(笑)。


今回のトリマーはプランジベースもセットになったRT0701CX7というモデル。
1617のプランジベースは動きがぎこちなかったのと比較して非常にスムーズに上下します。
コレットは1/4”サイズですが6mmコレットと集塵カバーを国内で調達できました。

いま製作中のDTM用デスクの製作過程で使ってみましたが、手に馴染み軽快なので非常に重宝しています。

どなたかがブログで書かれてましたが、ほんとに国内で販売されたらいいのに、、、