2020年12月31日木曜日

温室作り

大晦日に家の用事もせずに黙々と温室作りしてました。

もともとはウインドサーフィンの板を収納する小屋だったのですが、バラバラにしてその廃材で作りました。


11月下旬当初は霜除けとして屋根を作っただけでしたが、12月の中旬以降に寒波が到来してこれはいかんという風になりました。

全体をビニールで覆うことも考えましたが、脚が張力に負けると思い作り直しです。また手入れするための窓も欲しいと考えました。


ポリカの波板を割って横幅を半分にし、背面ももう半分の波板で蓋をしました。

側面はベニヤの廃材を使って壁を作りました。

必死に作業していたので製作途中の写真はありません(汗;)。
こんな感じで農業用のビニールを張った窓を作って手入れできるようにしました。

とりあえずは形にはなりましたが、来年ハイビスカスが再び咲いてくれたら完成ということにしておきます。

しかし真っ直ぐな木材って少ないので、頭の中で計算したとおりに作っても上手く合わなかったりするので微調整に苦労しました(汗;)。

夕刻に冷え込んできたらこんな感じです。

が、翌朝9時頃、朝日を浴びると15℃くらいまで上昇していました。正午頃には20℃台半ばまで上昇します。
寒暖の差は激しいようですが、昼間だけでも暖かい(寒くない)方が休眠中のハイビスカスにとっては悪い環境では無いと考えます。



2020年12月6日日曜日

Spector NS-6 ピックアップ換装

いったん落ち着いていましたが、アクティブとパッシブの混成がなんとなく気持ち悪かったのでピックアップを換装することにしました。

今回は両方共にパッシブピックアップにするわけですが、リアピックアップのTB-APH1はアルニコⅡのお気に入りなのでフロントピックアップの交換です。


アクティブピックアップ用に組んでいたサーキットは全取り替えとなります。

パーツボックスから500KΩのポットを2個取り出してせっせと組み替え。

EMGのPA2は取り外すのも面倒なのでそのまま(汗;)。

TB-APH1自体がヴィンテージを意識したピックアップとのことなので、フロントは同社のLittle59を選択しました。セラミックバーなのですがPAFをイメージした設計で、音色はなんとなく枯れた感じですがハムバッカーというよりはシングルっぽい感じもします。大好きなLes Paul DXのミニハムのような色っぽさがあります。

ルックス的にはポールピースが見えない方が好きなのですが、まあこれも良いかと。

ノイズに関してはメチャクチャ拾うようになりました(笑)。でもまあこれも味かなということで仕方ないですね。アウトプットの直前に残しているPA2を挟めば幾分解決するのでしょうけど、配線が面倒なので取り敢えずはこのまま使います。



 

2020年11月7日土曜日

マウストレーを改良

スライドレールを使用してマウストレーを設置しましたが、操作する腕の動きに合わせてトレー自体も動いてしまうためにポインター操作がしづらい状況でした。
ということでトレーを固定しやすく解除しやすい仕掛けを考えていました。
そこで思いついたのがカンヌキ式。
DTMデスクを作ったときに余った角パイプを切断してコの字型の土台部品を製作。

次に固定部の鉄棒を探したのですがちょうど良い物が無かったので、使用しなくなったドライバーとドリルの刃を切断して廃材利用します。

これが直径5.5mmなので土台に穴を開けます。

可動域を確認して位置決め。

溶接してカンヌキの完成です。

DTMデスクのフレームに穴を開けてカンヌキが掛かるようにセットしてみました。

が、、、、、
一箇所でしか固定できないのでPCでの作業に合わせてマウストレーの位置を自由に決められない事態が発生!!
通常であればフレームに数カ所穴を開ければ済む話なのですが、デスクをミニマルにしたためにスライドレールや天板の取り付けステーの関係でそれも不可能。

これはいかんと数日思考を巡らせましたが、カンヌキを天板に付けてマウストレーに別のストッパーとなるレールを取り付ける方法を思いつきました。

それがこんな感じです。

マウストレー収納時。
最大引き出し時。
WEB閲覧だとこのぐらいがちょうど良い感じです。

意外とカンヌキの操作も苦にならず思った場所で固定できるようになり、快適に使用できるようになりました。

2020.12.4追記
皮革製品工房の店先で端材が販売されていたので袋詰め放題300円で購入。
これを釘で打ち付けてマウスパッドにしてみました。
意外とお洒落であり適度なクッション性も相まってイイ感じになりました。



一工夫が大切ですね。
 

2020年10月18日日曜日

ミニマルDAWデスク改造

先日完成したDAWデスクのお話。
DAWには使いやすく満足なんですが、PCデスクとしてはかなり使いづらいものでした。
実は天板もミニマル過ぎてPCキーボードとマウスの設置スペースが狭すぎたのです。
ということで1週間の考察時間を経て改造に着手しました。

PCキーボードの下にせり出す板を増設しようかと考えたのですが、傾斜を付けた形状のため非常に大がかりな改造となってしまいます。

既に溶接が終わってしまってますが、家具の廃材としてストックしていた25mmの角パイプをパームレストにすべく鉄の平板を溶接しています。

これにストックしていた15mmのスライドレールをネジ止め。

さらに天板の下にネジ止め出来るように分解した19インチラックのレール部分を再利用しました。


収納時はこんな感じでシンセサイザーの出し入れには影響しません。


パームレストを引き出しても干渉せず。


もちろんシンセサイザー収納時も引き出して使用可能。


これから気温が下がっていくので革を貼ったところ高級感が出ました。


実はパームレストに先立ってマウストレイも増設済みなのでPCデスクとしても非常に使いやすくなりました。

2020.12.3追記
パームレストの幅が狭く右手を支え辛いので、スライドレールやステーに干渉しないように拡張しました。溶接が可能となったことでやりたい事の幅が拡がって嬉しいです。



おまけ
ジャンクションボックス代わりにパッチベイを切断してミニマル化(笑)。

 

2020年10月11日日曜日

ミニマルDAWデスク自作


我が自室は3畳の納戸を改造したもので、いわゆる"狭小"という部屋です。
この自室に楽器と工具を詰め込み趣味の部屋として活用しています。

ここにATV社のaD5を核とした電子ドラムセットやAguilarのベースアンプが配置され、更に所狭しと工具類が散乱しています。

こんな中、DIY用に溶接機を導入したこと、KRK V4 Series2を入手したことで環境を更にバージョンアップさせる計画を立てました。

脚部にスチール角パイプを使用してDAW環境を集約した机の製作に掛かりました。


探し回った挙げ句、ビバホームで18mm厚の合板と30mm×60mmのスチール角パイプを入手することが出来ました。

普段は自宅の裏で作業しますが3×6判の合板は流石にスペース的に無理があるのでお庭で(汗;)。

自宅裏に戻りチップソーで角パイプを切断していきます。

溶接のために塗膜を剥がし

どんどん溶接していきます。

キーボードはシンセサイザーに合わせて削って作った檜のステーで固定、更にスライドレールで机下に収納できるようにしました。
そして得意のウレタン塗装。

天板は1300mm×400mmです。
実は直近でスチールラックの脚を切り溶接してオフセットさせたことでスチール棚を左へ寄せることが出来たので、右側の余った幅が430mmとなりました。
※散らかっててスミマセン。。。
今までは19インチラックが奥行き500mmだったのでこの僅か100mmの為に部屋を上手く利用できない場面が何度かあったのです。
なので机の奥行き400mmというのがお互いに干渉しないラインで、今回の最大の目標となっています。

今回の計画では奥行き400mmに収まらない機材は排除する方向で考えたので、大幅に機材の削減を行うことになりました。
残ったのはMOTU 828MK3、TC HELICON Voice Works Plus、E-mu Proteusu1です。Proteusを残したのは今となっては超貴重な拡張ボードProtologic Boardを内蔵しているからです。古い機材ですが今でも使える音色が満載なのです。

ということで話を戻しますが、機材の整理を行ったことで結局はラックの奥行きを300mmまで詰めることが出来ました。これで机の真ん中にPCのキーボードを設置することにしました。
100mmの幅しかないので115mmのキーボードには少し奥行きが足りません。また、ただ単に置くだけなら芸が無いので
キーボードの幅で天板を切り取り
同じ幅の傾斜を付けた板を作って填め込み接着しました。

ラック部のラックレールを製作します。
既製品を購入することも可能ですが25mm角のスチールアングルを使用すれば数百円で好きなサイズで作ることが可能です。
4.2mmの下穴を開けてタップを切っていきます。

配線用の穴を開けたり828MK3の放熱用の穴の加工をしたりして、こんな感じでラック部が完成しました。

あとは組み立てて配線して終了。

目標通り奥行き400mmのミニマルDTMデスクの完成です。

構想期間は数ヶ月で製作期間は週末のみ3週間ほど掛かりましたが、パワードモニターも上手く設置でき最小限のスペースで必要な物は完備という嬉しい結果となりました。
市販されていない物は作るべし!