2022年8月29日月曜日

ナベヤのバイス

 KIRAのKND-8にサイズ的にA-75がピッタリだという情報があったので、オークションで物色していました。

表題に「ナベヤ」の表記が無く競争が少なかったのか、比較的安価にて落札できました。

んで、こちら。
サビも多く清掃されていない現状販売だったので、レストア目的も含めてやってみましょう。

いつもの通り途中の作業は割愛。
全バラからサビ落とし、グリースアップを行い組み立て完了しました。

流石の日本製であり安価な輸入品とは全く違います。重量もそこそこあるので材料が安定します。
また固定するためのビス穴ピッチがKND-8とマッチしたことも良かったですね。

2022年8月6日土曜日

HITACHI BGM-50

 

中古ではありますが念願だったベルトサンダを手に入れました。
ヤフオクの写真だとかなり汚れていたので不安はありましたが、掃除したら傷は多いものの異音も無く回転もスムーズでした。

これが40年以上も前に作られた機械だとは恐るべし日立製作所。

それと驚いたのが思っていたよりもコンパクトだった事。
これを使ってとなると細かい作業しか眼中に無いので、まあこれは嬉しい誤算です。

で、今すぐ何をするのかと言われると困るのですが、ナット削ったり(予定は無い)できます。

それと金属加工はかなり精度を出すことが出来ます(予定は無い)。

2022.9.11追記



ベルト部で作業中に左手首をグラインダーで削ってしまう事故があったので、何かのステーを溶接して保護カバーを自作。今回もちょっとした怪我で済んだから良かったけれど、、、、。



廃材使って作るとなんかマッドマックスっぽくって格好イイと思います。

開きます(笑)。


2022年6月16日木曜日

パンチイン/アウト フットスイッチの自作

Cubaseを使う上でパンチイン・アウトが必要だと感じていました。
828MK3には専用の入力が付いていてフットスイッチを接続するだけで設定が可能でしたが、Apolloにはそういった機能はありません。
USB接続できるフットスイッチが有ればと探しましたが、Elgato製は設定ソフトも必要だしデカいし。。。
そこで不要になったUSBテンキーの基板を利用してCubaseの録音キーである「*」を送信できる装置を自作することにしました。


まずはTAKACHIのエフェクターサイズのケースにUSB Bのパネル用端子とフットスイッチを取り付ける穴を開けました。大まかに穴を空けてヤスリで地道に削りました。


で、ビジネスモデルのIBM製 KU-9880というテンキーの基板のコネクター類を取り外して、「*」の入力に当たる端子を探してモーメンタリースイッチを接続しました。


以上、終了です(笑)。

あとは演奏する場所の足下まで適当な長さのUSBケーブルを這わせて接続するだけです。設定用のソフトも不要ですのでOSのバージョンアップによる不具合も出ません。また、Cubase上でもテンキーからのキー入力として設定せずとも認識されますので、これまた不具合は有りません。

きっとこんなデバイスが欲しいという方もいらっしゃると思いますので参考まで。。。

2022年4月13日水曜日

NT1-AとBlue Compass

今までSM57やSM58といったダイナミックマイクしか使ったことがありませんでしたが、初めてのコンデンサーマイクとして入門機RODE NT1-Aを導入しました。

ファンタム電源が必要だということで漠然と貧弱なイメージを持っていましたが、使ってみて驚いたのはその生々しさ。細かい息づかいまで拾うというのが非常に繊細ながら力強いという印象です。

周波数特性もSMシリーズと比較して上から下まで綺麗に伸びていて、もっと早く経験しておけばよかったと思いました。


併せて用意したのはBlue Compassというマイクアームです。どちらかというとネット配信者がよく使うというイメージですが、頑丈で長さも充分なことから机上に設置しても立位で歌入れすることも余裕で熟してくれます。普通のマイクスタンドであれば使わない時でも脚は拡げたままでありけっこう邪魔ですが、マイクアームだと脚が無いので壁際に寄せておけば邪魔にはなりません。加えて使いたい時は直ぐに引っ張り出せるというシロモノ。これも導入して良かったと思いました。

製品レビューなんかでこのBlue Compassのバネが強すぎて軽量なマイクだと固定できずにアームが跳ね上がるという問題は、それなりの重量があるNT1-Aには全く当てはまらないことが解りました(笑)。

頗る調子が良いです。


このまま配信者になってしまったりして。。。。

2022年3月29日火曜日

モニターコントローラーの自作

デスク上をなるべくコンパクトにしたかったので、シンプルに音量調整のみのヴォリュームコントローラーを自作してみました。



それなりに自重が必要なことと適当な大きさと形状を兼ね備えたケースを探すのも面倒なので、今回は鉄材でケースから自作しました。
材料はDAWデスクの端材を使用しますが、四角形なのでスラントさせるべく半切りで曲げて溶接しました。完成度から考えると完全に切断して溶接した方が精度は出そうですが、自分で使うものなのでモウマンタイ。

内部はTRSジャック4個と2連のヴォリュームのみと至ってシンプル。


大きさを勘違いして海外から取り寄せたまま放置だったALCOノブが意外と格好良かったり。。。

いやいや、、、ちょっと待て。。。
これってどう考えても出力はアンバランスになってないか??

とりあえずそれはさて置き、ケースの製作を進めていきます。
サイド用に切り出した鉄板の位置を決めてクランピングして点付け。

そしてガッツリ溶接していきます。3ミリの鉄板なので穴が開くことも無く溶接完了。我ながらこれでも上手になったとは思います(笑)。

余分な溶接部分をサンダーで削って完了。

後ろ側はこんな感じです。

てことで2連ボリュームを無理矢理2個連結して4連ボリュームを作ってみました(笑)。
これでバランス接続に完全対応です。
とりあえず作っただけなので使い心地はあまり良くなくて、そのうち基板実装タイプの物で作り直すつもりではあります。
LRそれぞれのTipとRingをGNDに落とすという簡単な回路です。

というわけで完成しました。
今回はケースも自作したので愛着がぜんぜん違います。

【2022.4.18追記】
中途半端は嫌だったので2連ボリュームを3個用意して、分解して4連ボリュームを作りました。アースはグランドで取ってホットとコールドの左右2組をそれぞれの抵抗器に接続したら完成します。ただ現状では使う予定がないので暫く放置です(笑)。





2022年3月26日土曜日

DAWデスクの塗装

DAWデスクの棚部分がベニヤ丸出しだったので塗装してみました。


VINTAGE WAXなるオイルフィニッシュです。塗布30分後に拭き取り、その後24時間乾燥させます。手に付かなくなるまで拭き拭き。


一旦バラすので改良できる部分は手直しします。USBハブにタップを切ってアルミステーを取り付けて固定しました。丁度そのタイミングでLEDが切れたので、おかしいと思い電流を測ってみると5Vなのでそりゃ切れるわなあと納得。パーツボックスをゴソゴソしたら出てきた抵抗入りの6V対応LEDと交換しました。


天板と同じような色調になって見た目が落ち着きました。前バージョンの天板を利用したのでケーブルを通すための穴が幾つか開いていますが、828MK3の電源部の放熱を促進するために通気口を追加しました。
 

2022年3月23日水曜日

DAWデスク Ver.3.0

 Waldorf Blofeldを馴染みの楽器店で引き取ってもらったので、本格的にDAWデスクの作り直しを開始しました。49鍵のシンセサイザーを収めなくてよくなったことは非常に大きく、設計の自由度が飛躍的に上がりました。



また、狭小部屋故にDAWにだけ特化したデスクだったので、正直なところ普段パソコンを使う上ではかなり使い難さがありました。これが作り直しの切っ掛けになった最大の理由です。

で、iMacの幅が650mm、KRK V4モニターの幅が約200mm×2の合計1050mm。隙間を考えると1200mm。全体の奥行きは400mmだとめちゃくちゃキツかったので、ラックを極限まで短くして260mmに設定したうえで500mmにしました。

使っていなかった机の天板を実家から引き揚げてきました。横幅はちょうど1200mmですが奥行きが600mmなので加工が必要です。

先ずは既存の天板を外してフレームの作り直し。前回は1300mm幅いっぱいに作ってましたが、今回は天板が1200mmなので1100mmに設定。奥の角パイプ左側をぶった切り溶接しなおしました。

天板の加工は今回も例外なく写真撮り忘れました(笑)。
無垢材だと思っていましたがMDF材に突板を貼ったものでした。なので切れ端から突板だけを取り外して切断面に接着しました。

で、天板上面にはオーディオインターフェース1Uのみにしたかったので、パワーディストリビューターは天板下にブラケットを自作して設置。配線を通す穴を2か所開けて天板の加工は終了。ちなみにこのディストリビューターは後面のモニターに繋いでいる口だけがスイッチに連動していて、他の口は常時通電状態になるように改造しています。



G Drive製外付けストレージは机下に設置し、更に防振ゴムを敷くことで今までより稼働音が減少しました。



あと、ORICOのUSBハブなんですがスイッチとコネクターと電源ジャックが同じ方向から出てるという異常に使いにくい仕様なので、、、

後面にスイッチとインジケーターを移設しました(笑)。けっこう隙間のある筐体なので楽に取り付けることが出来ました。
このハブには普段使いには不要なDAW専用SSD、aDrums、X Key、Stream Deck、Steinberg Kayが繋いであり、DAW使用時にだけ稼働させたいので電源ボタンは必須なのです。。。


奥行きにゆとりが出来たのでキーボードのパームレストは設置しなくてもよくなりました。また、可動式にしていたマウストレーは廃止して机上に置けるようになりました。